昔からずっとママが言っている言葉は「かわいい者はトクをする。」という、
冗談なのか、本気なのか。
そんな一言。
ママのいう「かわいい」というのは、
内面のことのようで、それは子供の頃にお友達から意地悪をされたこともあると思うのです。
自分がされた嫌なことを、次の人へ渡さなかったことでたくさんの人に助けてもらうことができたという、
彼女の経験が言わせているのかも知れません。
人は外見よりも内面が大切で、
外見でしたら、着飾れば済む話ですけれど、
内面を着飾ることはできないというのでしょうか。
いくら内面を取り繕ってみたところで、言葉と行動が違えばバランスが取れなくなって、
綻びが出てきてしまいますしね。
内面というのは、長い時間をかけて、その人の顔を作ってしまうようですしね。
顔立ちが良いとか、良くないとかではなく、
私は目だと思うのですが、でも、それもハッキリとは分からないのですが、
内面に何か無理をしている人って、長く生きてくると、
どこか違和感のようなものを感じることがありますものね…
ママも私も外見は全く気にならなくて、
人として、その人の内面が気になるんですね。
でも。
内面の弱さを隠そうとして、強がるとでもいうのでしょうか。
その強がりが素直なものであればいいんですけれど、
そうでない人もいるもので、どうしてそんなお面をつけちゃうの?
そんなことを思ったりもするのですが、
生きていく中で必要だったということなのでしょう。
そう思うと、素直だった自分に戻れば楽というか、
楽しいというか、愛されるのに…
そんなことをいつも思うのです。
仮にお面を外せなくなってしまったとしたら、
それはとても悲しいことだと思うのですが、
こうした世の中ですものね。
お面をつけていないと生きていけないというか、
その方が楽ということなのかも…
ただ、このお面をつけ続けてしまうと、とれなくなってしまうというか、
内面自身までお面と同じようになってしまうとでもいうのでしょうか…
最後には着ぐるみを着なくてはいけなくなってしまったりして…😅
素直な気持ちを相手にちゃんと伝えることができなければ、
誤解されることもあるでしょうし、煙たがられたりしてしまうことや、
仲間外れにされて、孤立、孤独化してしまうことに。
その他、あまりお喋りをしないお面をつけてしまう人もいて、
やっぱり、このお面も人を遠ざけてしまうことがあるように思うのです。
お面をつけることが悪いというより、
外したいときに外せなくなってしまうお面を選んでしまったのはどうしてなんだろう…
子供の頃には、みんな素直で可愛かったのに、
成長するにつれ、色々なお面を探してきてはつけ替えることで、
お面の心地良さというか、便利さを知ってしまい、
そのままにしているうちに取れなくなってしまったのかも。
素直になれないお面をつけた人と話していて感じるのは、そんなこと。
本当は優しくて、いい人なのに。ってね。
お面をつけていたのは私のことなのですが、
ずっと付けていたお面を捨てることができたのは、ママとの出会いによるもの。
お面をつけていない彼女の前で、私は良い子ちゃんでいなくてはいけないような気がして、
そんなお面をつけていましたが、だんだん息苦しさを感じるようになって、
それでも我慢して、つけ続けていたんですけれどね。
お面をつけていることに罪悪感のようなものも感じましたし、
木刀で真剣に向かうようなことは、やっぱり続きませんものね。
お面をとることは勇気のいることで、
時間もうんとかかったんですけれどね。
お面が取れるまで付き合ってくれたのはママだけで、
今思うと、「かわいい者はトクをする。」は私に対するサインだったのかも、と思うのです。
それまではごく普通の人づきあいというか、
ママとはなんとなく、距離があったんですけれどね。
お面が緩くなるにつれ、これまで以上に大切にしてくれるようになって、
「そういうことだったのかも。」なんて思えるまでには、ずいぶん時間がかかりましたので、
ママには申し訳ないと思うんですけれどね。
姉妹以上の関係になれて良かったと感謝しています。
お面をつけて生きることをしなかったママだからこそ、
長いことつけて来たお面をとることができたのかも。
それは、ちづるやちょいカラサロンをご利用下さるお客様の姿を見ても感じることで、
私はバカの王道。だなんて自分のことを言って笑っているんですけれどね。
ママの明るさというか、
素直さを感じていただけるのでしょう。
偽りのない彼女の姿勢が、自然と相手のお面を外させてしまうのかも。
長くお面をつけていた私でしたが、
そんな私もようやく最近になって、一部のお客様から名前で呼んでいただけるようになりました。😊
ママのいう「かわいい者はトクをする。」のトクをほんの少しだけ拾うことができたのかもしれないと思うと、
やっぱりお面なら取ってしまった方がいいと思うのでした。
お・わ・り。
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