先日、はじめてちづるへお越しくださいましたお客様。
ちづるでは、カラオケの得点を元にして、ビンゴゲームをすることがありますが、
こちらのお客様は、そのルールが分からなかったようで、
「昼の年寄りは分かるの。これ?」と尋ねられました。
お一人お一人に分かりやすく説明をしている旨、
お話をさせていただくと、「そうやってバカにしてるんだね」と…
何を言っているのか、すぐに分からなかったのですが、
私たちが、ルールの分からないシニアの方を小ばかにしている。
蔑んで、それを楽しんでいるように見えた、ということなのかな…と。
そういう気持ちで運営していないことをお話させていただいたんですけれどね。
お店を始めて10年。
そんなふうに受け取られたことが一度もなくて、
さすがにショック…
その後、店内に貼ってある、ちづるの取り組みに関する新聞記事をじぃ~っと読まれていて、
私たちがそういう気持ちで店舗運営をしていないことを少し理解していただけたのかも知れません。
それ以降、そういったお話をされることなく過ごされていましたが、
そういう目で見ている方もいらっしゃるのかも知れません。
「年寄がどんどん吸い込まれていくから。」
先日書かせていただいた記事と同じように、小ばかにしているつもりではないのでしょうけれど、
でも、シニアが集まる場所を見る側には、どこか似たような見方をされる方がいるのかも知れません。
老人福祉だなんて、そんな立派なことは思いませんが、
最近では、会話や歌の効果・重要性は知られていますし、
シニアになれば、どうしても人づきあいは減っていきますしね。
だからと言って、私たちが何かを「してあげている」とは思わないんですね。
一緒に歌ったり、笑ったり。
分からないことがあれば説明したり、それだけのことなんですけれどね。
「いつか行く道。」
現役世代の私たちが、そんな目でシニアを見るというのは、どうなんだろう…って思うのです。
このお客様は、新聞記事で私たちの取り組みをしっかり確認して下さいましたので、
誤解が解けたと思うのですが、
私たちが夜のお仕事をしていることで、そうした見方をされることもあるのかも知れません。
自然災害に対する募金をお願いしても、
「ちゃんとしたところで募金するよ。」など、
どこか信用されていないとでもいうのでしょうか。
悲しいというか、寂しいというのか。
でも、新聞やニュースなどでは、夜の世界に対して否定的というか、
そうしたニュースも見かけますしね。
仕方のないことだとも思うのですが、
ちょいカラサロンを始めた頃、来店された多くの方の視線が冷たかったことを思い出しました。
ちょいカラサロンをスタートさせた直後は、女性のお客様がほとんどでした。
私たちは普段通り接客をしているつもりなのですが、
「何かあるんじゃないの?」みたいな空気がしばらくあって、
昼の営業の難しさを感じた訳ですが、あれから2年近くになりますが、
ようやく、心を開いていただくことができたように感じるんですね。
「ホント、この子たちは、商売っ気がないというのか、あるというのか。」
地元で商売をされていた女性の一言ですが、私はちづるしか行かない!と仰って下さって、
そう仰って下さる方はこの方以外にも多くいらっしゃるのは本当に嬉しいことなのですが、
そうなるまでに2年近くの時間がかかるんですものね。
それだけに「そうやってバカにしてるんだね」と言われたことはショックでしたが、
最初から私たちのことを分かって下さい。という方が無理ですものね。
こうしたことはポツポツあって、
警戒というか、まだ信頼していただくところまではいっていない。
そういうことなのだと思います。
ただ、「そんなことありませんよ。」だなんて、
説明をするより、言葉であるとか、普段の様子を見ていただくことだと思うんですけれどね。
その方がより正しく判断していただけると思うのですが、
これもなかなか難しいんですよね…
私たちだけで、そう思っていてはいけませんので、
色々な角度からママと二人で客観的に点検してみるんですけれど、
見る角度を変えても、後ろめたく感じるようなところはないんですね。
それが少しずつ自信に繋がって、
なんていうんでしょう…
ビクビク、ドキドキしないというのでしょうか。
後ろめたさのようなものはありませんから、いつも堂々としていられる。😊
という感じ。
でも。
お酒も入っていましたし、
思ったことが、つい口に出てしまったのかも知れません。
そう思うと、そんなことなんて気にすることなく、
いつものようにママと二人で丁寧にコツコツが良いのかな。って…
雲散霧消とでもいうのでしょうか。
見てくれている方もいらっしゃいますしね。
私たちが向く方向は、そちらの方でいいんだと思います。
ちょいカラサロンもちづるも、
かわいい人に愛されるようなお店でありたいと思うのです。
おしまい。
出張や観光で霧島に来られた方で、
静かに過ごせる場所を探している方は、こちらもご覧ください。





