間口を狭くするということ。

深掘りちづるをスタートして、1週間。
より自由に思ったこと、感じたことを残しておけるようになったことを嬉しく感じています。

ただ、それ以前にスナックのサイトということもあって、
アクセス数はそんなに多くはありませんし、
ブログは個人の日記のようなものですしね。

カテゴリで括ってしまうことも考えたのですが、
届く人、響く人にお届けしたいという思いから、
ブログ一覧とは別の棚に区別して、少し気が楽になったとでもいうのでしょうか。

スナックで過ごす時間を、爆発的発散や疑似恋愛に求める方には、
楽しさなんて、ちっとも感じていただけないとは思うのですが、

必要として下さる方が、どこかに必ずいらっしゃると思うのです。

ただ、私たちと同じような過ごし方を心地良いと思って下さる方って、
そんなに多くはないとも思うんですね。

このサイト自身、多くの方の目に留まるような工夫をしていませんから、
そういう方がどこかにいらっしゃったとしても、
見つけていただけないまま埋もれておしまい。ということになってしまうかも…😅

それでもいつか届くはず。

そんな気持ちで、気楽に楽しく、
真剣・真面目に本音で更新をしていきたいと考えています。

さて、今年に入って色々なことを書いてきましたが、
一般的な飲食店の場合、美味しさであるとか、見映えということもあります。

量を大切にされているお店もあれば、質の高さを大切にしているお店などもあり、
雑誌やテレビでは、居心地の良さよりも、そうした紹介がされていますよね。

スナックの場合、
テレビではなかなか紹介されることはありませんが、
居酒屋スナックであるとか、カラオケスナックであるとか。
雑誌やウェブではそんな紹介のされ方をしていると思います。

美人ママなんていう紹介をされるお店もあれば、
安さを前面に打ち出されているお店もあって、
そのどれにも入れないというか、入りたくないというのか…

そんなことを考えているからダメなのかも… と思いつつ、
居心地の良いお店を守って行こうと思うと、やっぱり入っていってはいけない。
そう思うのです。

間口を広くして、どなたにでもご利用いただけるお店にしたくない。

誤解を招くような表現になってしまいますが、
そんなことを思うんですね。

ですね。って、今日も好き放題書かせていただいていますが、
これは、お客さんを選びたいという意味ではありません。

色々なことを試してきた10年という時間の中で感じていることは、
商売のことだけを考えれば、「間口は広い方が良い。」と思うのですが、
居心地の良さであるとか、楽しさということを考えると、
むしろ間口を狭くした方が良いと思うのです。

年齢も違えば、職場も違う。
業種も違えば、目的も違う。

それに加えて、その日の気分も違うでしょうし、
性格だって、それぞれ違うんですものね。

一般の飲食店であれば、食事をすることが目的ですから良いのでしょうけれど、
スナックの場合、お酒も召し上がられますし、大きな目的は飲食ということはありませんものね。

そういう人が、一つの空間で過ごすというのはとても難しいというか、
成立させることが極めて難しい業種のひとつなのかも…

私たちはそんな風に感じています。

ただ、この間口を狭くするというのは、とても勇気のいることで、
舵の切り方を間違えてしまえば、あっという間に転覆してしまうでしょうから、
慎重にというか、ずっとできないままだったんですけれどね。

なんですけれど、
4年近く続いたコロナ騒動のおかげでゆっくり舵を切ることができたのですから、
人生って、ホントに不思議なんですよね。

コロナ禍の国分

コロナ後における生活習慣の変化や、世の中の景気には厳しいものを感じていますが、
お客様の居心地の良さということを考えてみると、コロナ禍において舵を切る判断をしたことは、
絶好のタイミングだったと思うのです。

休業に係る協力金や補助金をいただきながら、
再開を待つだけの時間にしていたとしたら、ちづるは既に廃業を選択するしかなかったと思うのです。

ただ、間口を狭くするということは、
この地域においては、綱渡り的営業を選択するようなもので、
その意味では、厳しさから抜け出すことができないままなのですが、
頼りない細い綱を渡ることで、より真剣に向き合えるようになった。とでもいうのでしょうか。

そんなことも思うのです。

これは、繁忙期よりも閑散期の方がのんびりできることと似ていると思うのです。

利用者は楽しさを求めて出かける訳ですが、
高速道路もそうですし、観光地でも、宿泊施設でもそうですよね。

冒頭のお話ではありませんが、
年齢も違えば、性別も違う。

職場も違えば、業種も違う。目的も違えば、気分も違う…

繁忙期には色々な人が遊びに出ていますから、
賑やかさを感じることはできても、思い描いた楽しさを手に入れることができるかといえば、
それは別のこと…

閑散期は賑やかさこそありませんが、
混み合うことなんてありませんから、のんびり過ごせますものね。

行列に並ぶことが好きだという人もいらっしゃいますし、
そうでない人もいらっしゃいますので、
どちらが良いとか、良くないとかのお話ではありません。

でも、行列に並びたくない人にとっては、繁忙期は外したいと思うでしょうし、
並ぶことを厭わない人にとっては、閑散期はどこか物足りなさを感じられるでしょうしね。

その違いとでもいうのでしょうか。

人が少ない方がいい、ではなくて、
求める過ごし方と、その場の性質が合っていることの方が大事。

そう考えると、スナックの過ごし方もこれと似ていると思うのです。

賑やかな場所では少し疲れてしまう人もいらっしゃると思いますし、
誰かとゆっくり話したいとか、自分のペースで過ごしたいという人もいらっしゃるでしょうし…

そういう方にとって居心地の良い場所を守ろうと思うと、
間口を広げるどころか、狭くしておいた方が良いと、私たちは判断しました。

そう考えてみると、
深掘りちづるも同じなのかもしれません。

たくさんの方に読んでいただくために書くのではなくて、
こういうお話を必要として下さる方に届けばいい。

お店も同じ。

たくさんの方に来ていただくことよりも、
ここで過ごす時間を心地良いと思って下さる方に、
「やっぱり、ここがいい」と思っていただけるように集中できますしね。

ただ、これはお客様の理解と協力がなくてはできなかったことで、
そのおかげもあって、ずっと考えて来たちょいカラサロンを昨年、始めることも出来ましたしね。😊

ちづるがやらねば誰がやる!😅なんて、
ずいぶん偉そうなことを書いていましたが、

方向は違いますが、
こうした取り組みをされていらっしゃる方がまだ少ないからこそ、
続けていく意味もあるのかなと思うのです。

ちょいカラサロン

長くなってしまっていけないのですが、
ちょいカラサロンの運営も、スナックバーちづる同様、
間口を狭くしておくことで、お客様との距離も自然と近くなりますし、
より居心地良く過ごしていただけることに繋がると思うと、

私たちのようなバカなお店があっても良いのかな。

税理士の先生には見つからない深掘りだから言えること。
そんなことを書いてみました。

おしまい…

出張や観光で霧島に来られた方で、
静かに過ごせる場所を探している方は、こちらもご覧ください。

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