子どもの頃のように、もう一度遊ぶ。|私たちが「大人の遠足」を始めた理由

幼稚というか、子供の頃に戻るという意味ですけれど、
そんな世界の好きな私たち…

きれいすぎるのも嫌というか、
その方が良いのですが、

それでも、昭和のあの頃、
バブル景気なんてまだ想像もしていなくて、
でも、少しずつ豊かになり始めてきた頃だったと思います。

それまでの、まだ整備されていなかった日本と、
バブル後にどんどん整備され、きれいになっていった日本と…

そのどちらも見てきた私たちには、
それまでの日本に懐かしさと、居心地の良さを感じるんですね。

もちろん、整備された快適さや清潔さということでは
あの頃になんて戻りたくもないのですが、

なので、快適さと清潔さと、
それでいて、あの頃の日本を混ぜたような世界…

そんなものはないんですけれどね。

でも、それは私たちの中にしっかりあって、
そんな世界をご一緒できたら、という思いからスタートしたのが、大人の遠足。

なので、子供の心に戻って一日を過ごす。
シートなんて敷かずに地面に座って、手づくりのお弁当を食べる。
効率の良い時間を過ごすのではなく、非効率な一日を過ごす…

シニアと呼ばれる年になって、今さらそんなこと…

そんなことを楽しめるシニアでいたいとでもいうのでしょうか。
見るものでも、食べるものでもそうですし、
移動の手段だってそう。

あの頃に戻るのですから、
便利であるとか、快適であるとか。

それを自分の都合のよいように解釈して、
最低限の便利さと快適さで埋める一日…

こんなことを考えていますので、
どなたにも関心を示していただけないんですけれどね。😅

童心に帰ってピクニックする二人

でも、
誰でもできそうなんだけど、
大人である見栄?プライド?からできないことを、
存分に楽しんじゃう。

どうして、地べたに座って、
弁当なんて食べないといけないんだ!

なんて思われる方もいらっしゃると思います。
コンビニだってありますし、
スーパーでも手軽に買える総菜やお弁当がたくさん並んでいる時代。

そんな恥ずかしいことなんて!

という方もいらっしゃるでしょうし、
せっかく旅行に来たのだから、美味しいものを食べたい。

そんな方も多くいらっしゃると思います。

私たちの、ちょっと貧乏くさくて、
子供っぽい時間を好まない方も多いと思います。

安くあげるための工夫であれば、侘しく感じられると思うのですが、
それを求めてする訳ですからね。

負い目のようなものなんて感じられないというか、
どう?楽しそうでしょ。

なんて、私たちがおかしいのかも知れませんが、
そんな楽しさもあるんですね。

ゆで卵の思い出

旅行好きだった私たち。

何十年も前のことですが、山に登ったときのこと。

登ったと言っても、ロープウェイで山頂付近まで行っただけなんですけれどね。

眺めの良い場所に腰かけたと思ったら、
バッグの中から銀ホイルに包まれたゆで卵を取り出して、
「食べようか」って、渡してくれたことがあります。

ちゃんとお塩まで用意されていて、
お家でいただくままなんですね。

ちょっとお腹もすいていたときでしたので、
雄大な景色を楽しみながら、ゆで卵を二人で食べて、
笑っていると、

若いカップルが近づいてきて、
「どこに売っているんですか」と話しかけてこられたので、

買ったものではないことと、それらしい売店はないことを伝え、
ゆで卵を彼の分とふたつ渡してあげると、とても嬉しそうにしていて、
わずかな時間のことでしたが、そうした出会いも楽しくて、

それからは、どこに行くにもゆで卵とお塩をバッグに忍ばせておくようになりました。😅

便利になった今だからこそ、あえて少し不便を選んでみる

本当に豊かすぎる世の中になりましたものね。

それは悪いことではありませんが、
どこへ行っても、みんながスマホで写真を撮っていて、
どこへ行っても、整備されていますしね。

「親指が入ったおうどん」
「たかっていたハエをはらいながら売ってた八百屋」とか…

それが当たり前というか、
そういうものだと思っていた子供時代を生きてきた私たちには、
あまりにも何でも整い過ぎて、ある種のつまらなさみたいなものを感じるのです。

自動車なんか特にそうですものね。

前を走っていた車のホイールカバーがコロコロって、
外れて、路肩に急停止している車なんて、今の時代、見ることなんてありませんし、
ボンネットを開けて、停まっている車なんてありませんしね。

昨日行った、青島のお土産物店…

以前は昭和そのものという感じでしたが、
昨日行ってみると、オシャレなカフェまで併設されているんですものね…

そうしなければ、人は集まりませんものね。

恐らく、
日本全国そうなってきているのでしょう。

それは良いことだと頭でわかりつつ、
でも、どこか寂しいと言いますか、物足りないとでもいうのでしょうか。

ここには、ここの良さ、味がある。

そんなことを言っている私たちは完全に時代から取り残されている訳ですが、
私たちが老いていく中、世の中は若返っていく…

そんな寂しさを心が感じているのかも…

そんな今だからこそ、作っちゃえ!

note
世の中の多くのものが、自分に向かって語りかけていない

リンクは、以前noteに書かせていただいたものですが、
私たちが感じているのは、世の中は私たちをもう見ていない。ということです。

乱暴な意見だとは思いますが、
私たちには、そんなふうに感じるんですね。

テレビだけの世界ではなく、
昨日行った日南の観光地でも感じたことで、
私たち自身、そうして生きてきたんですものね。

寂しいですが、それは仕方のないこと…

これは、スナックの営業をしていても感じることで、
「若い奴らばっかりで、居場所がなくなっちゃったよ…」というお客様のことを聞いても分かること…

会社員としての現役という意味ではないと思います。

まだまだ若い!
そう思っていても、世の中の中心から外れつつあるとでもいうのでしょうか。

組織の中に属していますからね。
分かりづらいと思うのですが、
でもテレビやネットを見ればすぐに分かること。

そんな中、
バブル時代を少しかじった私たちの居心地の良い場所って、どこなんだろうと探してみても、
私たちには見つけられなくて、だったら、作っちゃえばいいんだよ!というのが、
私とママの回答でした。

これは、スナックバーちづるもそうですし、
お越し下さるお客様の年齢、ご事情を考えたとき、
のんびりしていられなくて、早く作ってしまわないと。と思ったことでもありました。

クリームソーダ?

明治時代が終わって、114年ほど。

100年と聞くと、長く感じますが、
その間に何もかもが消えて、新しいものだけになった訳ではありませんものね。

昔あったものが姿を変えて、また出てきたり、
忘れられていたものが、もう一度新しく見えたり…

そんなことをゆっくり繰り返して今があると思っていますが、
そう考えると、昭和ブームもそうですし、
クリームソーダを求める若い人がいることもそう。

時代って、ものすごくゆっくり動いているんですよね。

毎日を生きていると、その変化にはなかなか気づかない。
だから、自分もまだ若い頃とそれほど変わっていないような気がするのかも知れません。

人は確実に老いていくわけですが、
それを感じさせないほどゆっくり時代は進んでいて、
気が付けば、完全に時代から取り残されてしまっている…

取り残されているは残酷な言い方ですが、
でも、それも事実…

ただ、そうした時間の流れ方をしていることで、
昭和が脚光を浴びていると、私たちは思っていますが、

だからこそ、
大人を捨てて、あの頃に戻って、大いに残り時間を楽しんでしまいたいとも思うのです。

ちょいカラサロンを始めて見えたこと

ゆっくり流れている時間を生きてきた私たちですが、
全く異なるのは、生きてきた時代背景ということ。

ちょいカラサロンをご利用下さるお客様の多くから、
「戦闘機に乗っている人の顔が見えたものね」
「草だって食べたこともあったもの」って、

子供の頃、そうした時代を生きてきた方と、
バブルの空気を感じて育ってきた世代の差だと私たちは思っています。

ちょいカラサロンを始めてから、
「豊かさ」の感じ方も、私たちとは少し違うのかも…
そんなことを感じるようになりました。

特別な日には、いつもより良いものを食べる。
せっかく出かけるのなら、ちょっと良いものを食べる。

そうしたことを大切にされているように感じるんですね。

もちろん、人それぞれですけれど、
子供の頃に何もない時代を経験された方にとって、
「食べたいものを食べられる」ということ自体が、
私たちが想像する以上に大きな豊かさだったのかも知れないと思うと、

シニアの方とご一緒する大人の遠足は、
ちょっぴり豪華にしていますし、
私たちと同世代の方には、私たちが得意とする時間を過ごしていただく。

そんな風にしています。😊

私たちが好きだから、地べたに座って
用意してきたお弁当をいただきましょう。なんてことはありませんのでご安心くださいね。

「いつか」ではなく、今のうちに

こちらでも書かせていただいていますが、
今回の日南、飫肥の散策をしたのは、13年前のこと。

コロナ禍では、鵜戸神宮にお参りをしましたが、
それでも日南に行ったのは、5年前…

毎年、旅行されるという方もいらっしゃると思いますが、
そうでない方の場合、私たちと似たような過ごし方をされている方も多いのではないでしょうか。

私たち自身、
シニアと呼ばれる年齢になった訳ですが、
それを認めつつ、まだまだ大丈夫!

そんな気持ちもあったりして、毎日過ごしていますが、
病気をされる方も多くなってきたように感じていますし、
よく聞くのは、膝の痛みということ…

でね。
それって、うんと遠い先のことではなくて、

数か月先のことかも知れませんし、
もっと大きな病気に罹ってしまうかも知れない…

そんな不安も出てくるんですよね。

そう思うと、
ちょいカラサロンの多くのお客様からお聞きする、
「やっておけば良かった」「行っておけば良かった」という言葉…

それはいつだったかとお聞きすると、
皆さん、若い時のことなんですね。

60代の時には、
老後に楽しもう。と思われていたそうですが、
それが叶わなかったのは、ご自身の健康ということもありますし、
親の介護ということもあったようです。

定年したら全国を車で巡るんだ。と嬉しそうに話されていた方も、
大きな病気をされてしまいましたしね。

シニアと呼ばれるそのちょっと前。

私はそんな風に感じていますが、
やれるうちに存分にやっておくことだと思うのです。

時代は向いている

先ほどの昭和ブーム、クリームソーダのお話ではありませんが、
時代が良くなり過ぎたことによるのでしょう。

ノスタルジックではなく、
それが新しいとでもいうのでしょうか。

そんな空気を感じるんですよね。

そう思うと、
シニアがあの頃を楽しむこともそうですし、
若い人たちが、シートなんて敷かずに手作りのお弁当でデートを楽しむ。

そんなこと。

私たちからすれば、そんなことなのですが、
それを敢えて楽しむ若い人が出てくるのでは…

その頃には、ちづるの大人の遠足は、問い合わせや予約で凄いことになりそう♪

そんなバカ話をしながら巡った日南の日帰り旅。

昔に戻りたいのではなく、
今の便利さを少しだけ借りながら、遊び方だけ昔に戻ってみるのが、ちづるの考える大人の遠足。

大人の遠足スタート

子供の頃の気持ちに戻って、
私たちと一緒に、「さあ、行くぞ!」
なんて声を上げてみませんか。😊


快適な車で、スマホのナビを使って、
お弁当なんて持たずに出かける。

便利で、快適で、きれい。
もちろん、こちらの方がいいという方も多いと思いますし、
たぶん、それが普通なんですよね。
私たちの世界とは、少し違う世界。
でも私たちは、
なぜか、もう一つの方を選びたくなるのでした…😅

出張や観光で霧島に来られた方で、
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