ブログを始めて投稿したのは、もう10年前のことです。
そして、その次の投稿は2017年12月9日。
気付けば、1年以上も更新していませんでした。
あの頃は毎日が戦争のようで、
ブログを書く気力も湧かなかったのだと思います。
それよりも、とにかく心を充電する時間が必要でした。
色々な場所へ出かけることで気持ちを落ち着かせようと、きっと体が求めていたのでしょう。
初めて投稿した記事を久しぶりに見返してみると、写真しか載せていませんでした。
それでも今改めて見てみると、あの静けさこそが良かったのだと思いました。
過去にも書いたことがあると思いますが、移住したばかりの頃の霧島では、
食事に行っても、家族それぞれがスマートフォンを見ている光景はありませんでした。
みんな楽しそうに会話をしながら食事をしていて、その光景は今でも忘れられません。
通学中の高校生も、
お化粧をしている子はほとんど見かけず、制服もきちんと着こなしていました。
どこか昔の日本が、そのまま残っているように感じたものです。
私がそれまで見てきた街や人の様子とはずいぶん違っていて、その違いがとても新鮮でした。
肩の力が抜けて、素直な自分に戻れるような気がしたのを覚えています。
そんな空気が、あの頃の霧島には流れていました。
嘉例川駅も、その一つです。
地元の方は「あんなところ、何もないよ。」とおっしゃっていましたが、
私たちにとっては、その「何もない」が何よりの魅力でした。
観光客の少ない平日に訪れると、本当に時間が止まったような気持ちになれたのです。
最近は駅周辺も整備され、観光に訪れた方が楽しめる場所になっているそうで、
それはとても良いことだと思います。
それでも私たちは、あの頃のままの嘉例川駅が好きでした。
あの静けさ。
あのゆっくりと流れる時間。
今思えば、それに惹かれていたのかもしれません。
あまり意識したくはありませんが、これも時代の流れなのでしょう。
少し寂しい気持ちになります。
あの頃の霧島。
たった10年ほど前のことなのに、ずいぶん昔のことのようにも感じます。
街も、人も、そして私たち自身も、少しずつ変わっていきます。
あの頃に感じた静かな時間。
ママとの何気ない会話も、私たちにとってはそんな大切な時間の一つです。
この先の10年は、私たちにとって、とても大切な時間になるはず。
一日一日を大切にしながら、これまで以上に、丁寧に丁寧に積み重ねていけたらと思っています。
こうして振り返ってみると、
私たちもまた、その変化の中を生きてきたのだと改めて感じました。
出張や観光で霧島に来られた方で、
静かに過ごせる場所を探している方は、こちらもご覧ください。




