楽しさ それぞれ。

書き残しておきたいことがあり過ぎることで横道にそれてばかり。
読み直してみると意味不明なことばかりの私の日記、、、

少しずつ書けば良いものを、思ったままダラダラと書いていることで、ママには『本でも出せば?』と笑われることもありますが、読み進めてもらえないことをちょっぴり狙いつつ、今日も長々ダラダラ。
好きなことを書かせていただこうと思います。

今朝の『もう一歩。』はスタッフに向けて書いたもの。

もう一歩踏み込んで考えてから実行してみましょう。ということを伝えたかったのですが、最後は平日ご利用のお勧めと、おかしなことになってしまいました。😅

このもう一歩踏み込んだサービスをご提供させていただくことは、私たちの目指している宿泊業における接客と通じる部分もあって、ブログでは『めざせ! 民宿ちづる!』など、書かせていただいていますが、これはゲストをお迎えする私たちの心構えのこと。

前回、きちんと書いておけば良かったのですが、慌てていたこともあり、おかしな内容のまま無理やり終えてしまいましたので、今日はどうして平日のちづるをお勧めさせていただくのか。 何がそんなに良いのか。ということについて書かせていただこうと思います。

まずはじめに。
こうした趣味がおありの方には、ちづるはまったく楽しくない退屈なお店と感じられると思いますので、これを接客を得意とされるお店のご利用をお勧めさせていただきますね。

夜のお店のあり方の基本は色恋、疑似恋愛的なことだと教わったこともあり、そうしたものという考えもありましたが、お婆さんがそれをしたところで悲壮感が漂うだけですものね。😅

それに私たち自身、そうした接客・接遇を以て売上とすることを是とできない部分があって、コロナ禍を過ごす中でようやく現在のスタイルに落ち着いた訳ですが、一見のお客様を除いて、ちづるへお越し下さるお客様には色恋、疑似恋愛を楽しみたいとお考えのお客様が全くいらっしゃらないことは唯一、私たちの自慢のひとつでもあります。😊

では、カラオケの音響設備が良いことでお越し下さるのかといえば、一般的なリースのカラオケで、型もかなり遅れていますし、豪華さや上品さを感じる内装かといえば、こちらも明らかに居抜きを感じさせる学園祭の屋台のようなチープなものですしね。

それにも関わらず、深夜営業までお付き合い下さる方も多い理由は何なんだろう、、、

毎朝のミーティングで話し合うのは、売り上げや利益のことではなく、『楽しい時間をお過ごしいただくことが出来たか』ということで、時間をかけて具体的に話し合うようにしていますが、このときも『楽しさ』って一体何なんだろう。と。

前述の通り、誇れるもののないお店だけにできることと言えば、お客様をおもてなしさせていただくという意味のサービスということで、それだ!とも考えましたが、それではないよう、、、

リンクは私たちの覚えですが、これらを目的としてお越し下さるお客様がいらっしゃらないことは前回も書かせていただいた通り。

え? そんなことしてるの?という方がほとんど。
メール等をご覧になられたお客様もそれを目的にお越し下さる方はいらっしゃらなくて、じゃあ何なんだろうとママと話し合う中、閑古鳥の鳴くお店ということで貸し切り状態になっていることが理由のひとつだと思うのです。

動画では3人のグループとひとりのお客様という設定ですが、こうした空間・時間が喜ばれていると思うのです。

ちづるもオープンから数年間は動画のようにカウンターにずらりとお客様が並ぶような状態でしたが、発言力の強いお客様にはそれなりにお楽しみをいただくことができたと思いますが、そうでない方にはとてもつまらなく感じられたと思うのです。

いきなり立ち上がって、勢いよくドア閉めてお帰りになられたお客様のお話を以前させていただきましたが、会話を楽しみにご来店されるお客様には楽しさなんて、微塵もお感じいただけるはずはありませんものね、、、

こちらのお客様もそうですが、お連れ様と一緒にお越しになられた時より、お一人でお越しになられた時の方が心からの笑顔が多い理由は、お連れ様に対する気遣い、遠慮が要らないことによるものだと思うのです。

平日は貸し切り状態であること。

小さな単位。 おひとりのご利用ということですと、お婆さんであったとしても、それなりにお楽しみをいただけるのかも。
これは自分勝手な解釈ですが、成熟した大人の方にのみお感じいただけるものなのかも知れません。

これが年齢によるものでないと思うのは、若い方でも社会的に然るべき立場にある方の場合、抱えるものが多く、大きくなることで人間的に成熟されるというのでしょうか。

若い頃はカラオケで発散できたことも、それが叶わなくなると思うのです。
だからと言って、他人に話せるかと言えば、中にはそういう方もいらっしゃるとは思いますが、責任が重く、大きくなるに連れ、身近な人に話すことができなくなることもあるようで、そうした方には単なる雑談であっても、お婆さんを相手にされることで、和むというのか、心が落ち着くというのでしょうか。

安心感や心地良さ的なものをお感じになるのかも知れません。

ですので平日にご利用下さるお客様の多くは社会的責任のある立場にいらっしゃる方が多いように感じていて、会話を通じてストレスを発散されているように思うんですね。

こういう方の場合、他にお客様がいらっしゃると、周囲に何らかの気遣いをされることで、僅かであっても、それがフラストレーションに繋がることもあると思いますが、そこは閑古鳥に占領され続けてきたちづる。
そうしたことをお感じにならないことも居心地の良さ、楽しさに繋がっているように感じるんですね。

繁忙期にあっても閑古鳥の大合唱が響き渡るちづる。
先日『今日はこの一年で一番楽しかった!』というご評価をいただくことができましたが、貸し切り状態であることが『楽しさ』の理由のひとつなのかも知れません。

いつもはご連絡のないお客様ですが、この翌日、ご丁寧なお礼のお電話をいただきました。
ありがとうございます。😊

9時から0時の3時間をスナック(風俗営業)、0時から2時をバー?(深夜営業)として、営業時間は5時間になりますが、多くのお客様に『え? もうそんな時間?』『あっという間』と仰っていただけることはとても嬉しいことで、より楽しくお過ごしをいただきたいと考える私たちの原動力にもなっています。

『そんなこと、どこでもやってるよ。』ということだと思います。
ブログをご覧の方にはそれぞれご贔屓にされているお店もおありだと思います。
夜の世界に限らず、楽しさや満足感はテクニックや真似事ではなく、接客係のお客様に寄り添おうとする。 寄り添うことのできる心の問題ということだと考えていて、それに大きく依存すると思うのです。

分かったようなことを書かせていただいていますが、こちらにつきましては、ご利用を重ねていただく中でお感じをいただければと思います。

また、こうしたお店では『15分おきに女の子が入れ替わるからね』と仰るお客様も多くいらっしゃいますが、お付き合いや、その日・その時の気分からご利用されることもあると思います。

ちづるとは営業方針、個性の全く異なるお店ですが、お客様にはちづるも選択肢のひとつに加えていただけることで、夜の世界においてどうにか生きることができています。
いつも本当にありがとうございます。🙇‍♀️


平日、週末のどちらもご利用下さるお客様の中に『ここは平日と週末の雰囲気が違うからね』と、接待で使えるお店をお探しのお連れ様にご説明下さる方もいらっしゃいますが、それは、平日がそれほど静かということと、成熟した大人のご利用に適しているとのご認識いただけているものとも思うと、暇なお店というのもひとつの価値なのかなと思うこともあります。

その他、多くのお客様はお食事をされてからのご利用になりますが、お過ごしになる中で小腹も空いてくるでしょうしね。

やきそば!ですから、まさに場末感いっぱいですが、やきそばでなくても。
お客様のお腹に合わせて作り立てをご用意をさせていただくことは平日の自由度の高さからできること。

先日も『ふわふわの玉子焼きが食べたい』というリクエストにお応えをさせていただきましたが、大変お喜びをいただくことができました。😋

今日も長々と書いてしまいましたが、今年の忘年会はいかがでしたか。

参加される方の意見を元にお店選びをされたことと思います。
忘年会ということですから、お仲間同士楽しくお過ごしになられたと思いますが、その楽しさがお仲間との語らいによるものだったり、みなさんで歌うことによる一体感的なものだとしたら、お店の良さは印象に残らなかったというか、あまりお感じになられることはなかったのではないでしょうか。

参加される方が多ければ多いほど、そうした傾向が強くなると思うんですね。
楽しかった理由がみんなで飲んだということでは、社交飲食業にいる立場としてはちょっぴり寂しさを感じますが、ご利用下さいましたお客様の本音ではないかということも思うのです。

また、少数のグループでも発言力の差ということを思うと、やはり閑古鳥の大群が占領しているちづるでお過ごしをいただきました方が、一年の締めくくりには最適だったのでは。だなんて、またまた宣伝になってしまいごめんなさい。😅

こちらは冗談。
お仲間との語らいも大切で楽しいお時間ですものね。

ちづるは書き入れ時とは全く無縁のお店ですが、『国分で一番いいお店ですよ』と、新規のお客様にお話を下さるありがたいお客様もいらっしゃいます。

また私たちも接客・接遇において地域の一番店を目指していますので、機会がございましたら平日のちづる時間をご体験いただきたいと思います。

決して堅苦しさを感じるお店ではないと思います。
場末にあって場末感たっぷりで恥ずかしいのですが、どこよりも良い夜をご用意してお待ちしております。🥂

追記

閑古鳥に悩まされ続けていますが、もう入れないというほど賑わった夜がありましたが、それまで平日にご利用のお客様から、翌日、お叱りのメールを頂戴したことがあります。

『いつものおもてなしが全くできていなくて残念な思いをした。』というもので、深く反省をしましたが、当夜はてんてこ舞いで給仕をさせていただくのも精一杯、、、

それに対応できるスタッフを配置していない私たちがいけないのですが、週末は想定を超えるご利用があることも事実で、そうしたことも含めて平日のご利用をお勧めさせていただきたいと思うのでした。

おしまい。👋

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