わずか40mm されど40mm。

フロア面からパーテーショントップまでの高さは1,400mm以上あることが望ましいと紹介されたのは昨年でしたね。

・讀賣新聞 オフィスの飛沫対策、仕切り板は床から140センチ以上で直撃防ぐ…スパコン「富岳」予測 2020/06/21 05:58

この予測に基づいて、昨年、パーテーションの設置をさせていただきましたが、
フロアからカウンタートップまでの高さ700mmにh620mmのパーテーションを設置しましたので、1,320mm。

1,400mmまで80mm不足していましたが、お店で使用している椅子は事務用椅子と比べて、
クッションによる沈み込み分が大きいことのほか、卓上ファンや空気清浄機、エアコンなど、
お客様との間を常に風が通り抜けるよう工夫したことから、
富岳によるシュミレーション結果より低くても一定の効果があると思っていたんですけれどね。

できれば、1,400mmに近い方が良いですものね。
そう思いつつ、特注のパーテーションへ入れ替えることもできませんし、
椅子も新しいものを入れ替える余裕もなくて、何か良い方法はないのかな。とずっと考えていたんですけれど、、、

鹿児島では、首都圏のような急速な感染拡大は見られませんでしたが、
今年に入って、変異種の感染力の強さも報じられていますし、ウイルスが隙を突く。というのは、
全国の感染例を見れば分かることでしたので、できることなら対策しておきたいもの。

カウンター席の椅子はキャスターがついていましたので、
これをプラスチック製の脚に変更することで座面が少しだけですが、下がりますので飛沫の影響リスクも少しだけ下がるはず。
ということで、すべての椅子の脚を変更しました。

鹿児島県 / 接待を伴う飲食店等における 積極的な感染防止の取組 2020年7月1日作成 / 更新2021年3月11日

わずか40mmですが、フロア面から座面までの高さを少なくさせることができました。
まん延防止等重点措置(大阪)では、フロア面から1,400mm以上あることとされているようですが、
カウンター席に隙間ができないよう、連続させてパーテーションを設置していることと、
風の流れも工夫していますので、少しでも安心していただけるのかな。と。

こう書きながら。
そもそもご来店されるお客様が少なくて心配することもなかった。という悲しいオチですが、
万が一に備えて、いつものようにできることをコツコツ重ねて行くことだと。

そう思うのです。

2021/04/08更新
身長168cmの男性に協力していただき、背筋を伸ばした状態で着座した際のフロア面から頭上部までの高さを測ったところ、1,220mmでした。
富岳によるシュミレーションは無風に近い状態でしたが、ちづるではパーテーションに当たった飛沫が上昇する位置にエアコン、空気清浄機など、
風の道を設けることで、飛沫の影響が及ばないよう配慮しています。


ちづる

店名 ちづる
住所 〒899-4332 鹿児島県霧島市国分中央三丁目6-11
電話 0995-50-1317
URL https://chiduru.jp/
営業時間 20:00~0:00
定休日 日曜日

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