スナックにおけるコミュニティの限界。

承認欲求の「自己顕示欲」とは?強い人の特徴や原因、職場での付き合い方

『承認欲求、自己顕示欲は人間が持つ性質の一つであり、どのような人にも持っています。とはいえ、あまりにも承認欲求が強いと人付き合いや人間関係がうまくいかなくなってしまいます。』

承認欲求も自己顕示欲もあまり良いものではない印象をお持ちの方も多いはず。

ですが、リンク記事でも書かれている通り”誰もが持っているもの”で、そう言われてみれば私も。なんて、思い当たることのある方は多いのではないでしょうか。

さて、閑古鳥に悩まされるちづるをご利用いただくメリット?として、いくつもの記事を更新していますが、今日もそんなお話をさせていただこうと思います。

地方都市のスナックから「日本文明論」が生まれる理由

公民館、図書館、デイケアセンターなどの公的サービスを行うための公共施設を新たに建設するのは、人口規模の小さな自治体にとっては多大な負担です。ですから、スナックのようにすでにある施設を団らんなどの場として利用していくのは、地方の急速な高齢化や医療費増大への対策として考えられるのではないでしょうか。公共性という視点からスナックを再考する価値はあると思います。
Newsweek 地方都市のスナックから「日本文明論」が生まれる理由

こうした取り組みはとても良いものと思いますが、成立させることの難しさを感じる理由は、誰もが人間が持つ性質の一つといわれている承認欲求、自己顕示欲を持っていることによるもの。

単なる場所の提供ということでしたら専門家が入るなどすれば良いのかも知れませんが、以前、観た動画では地域コミュニティへ参加された方がその輪の中に入ることができなくて、とても寂しそうにしている様子が映し出されていましたが、個性が増えれば増えるほど運営自体の難しさを感じるというか、コミュニティ本来の意味が失われるとでもいうのでしょうか。

「”一言もしゃべらない24時間”に耐えられるか」老害にならないための”あるトレーニング”
人のためになろうとしてはいけない

『役に立たなくなることへの不安から、自己顕示欲がより強くなり、自分をアピールします。歳を重ねてからの自己顕示欲の強さは、老化への必死の抵抗の現れとも言えるのです。』と書かれていますが、これは創業時の千鶴でも感じたことですが、Z世代にもそうした傾向が見られるそうで、そう考えると個性が多くなるほどコミュニティに参加すること自体、負担が増してしまうのでは。と思うんですね。

女性の場合、みんなで楽しくおしゃべりを楽しむことができても、男性の場合、それは難しいことのようで、参加者の中に女性がいたとしても毎月開催されていたものが、数か月に一度、半年に一度など、最終的には『自然消滅しちゃったよ!』なんて、そうしたことは良く聞くお話。

お酒を飲んでいなくてもそんな状態なのですから、お酒を飲みながらのコミュニケーションということになると、理性のタガが外れやすくなってしまうことから、お酒が進むほどに意見の対立、衝突が起きてしまうことについても効果的ではないと思うのです。

よほど相性が良い場合はこの限りではないと思いますし、意気投合にしても和気藹々にしても参加される方の意識欲求が同じ方向を向いている間は成立するとは思いますが、それでも何かの拍子にスイッチが入って爆発してしまうことも少なくないことで、不快な思いをされたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

承認欲求、自己顕示欲のどちらもそうですが、発散することで本人にとっては気持ちが晴れるとは思いますが、人が多くなるにつれて衝突が起きるのは当然といえば当然のことで、衝突を避けよう。不快な思いをさせたくない。とされると思いますが、それを発散させる場として閑古鳥に泣かされてっ放しのちづるのご利用をお勧めをさせていただきます。

今日も似たようなことはを書かせていただきましたが、スナックを利用するのにゴチャゴチャうるさい!と思われる方の場合、私たちがご提供をさせていただきたいと考えるものとお求めになられるものが異なるということだと思いますが、突き詰めていくとどちらも同じ場所に辿り着くはず。
うるさいと感じなくなられた時にはぜひお越しをいただきたいと思います。

また、Z世代にもそうした傾向が見られるとのことで、ちづるはお婆さん二人のお店ですが、そうした欲求・ストレスの解消という意味ではお勧めをさせていただきたいと思います。

ちづるのサイトへのアクセスは悲しいほど少なくて、実際の店舗運営ということでも集客に乏しいお店ですが、ご利用下さるお客様にはより良いお時間のご提供をさせていただけるよう精一杯努めてございます。

飲んで歌って賑やかに過ごすことも楽しいとは思いますが、それをしても晴れない!という方には平日のちづる時間をご体験いただき、家族・友人以外の伴走者のひとりとしてお仲間に加えていただけることを心より願っています。😊

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