国分で10年お店をしていて思うのは、
新規のお客さんとは会えないかも。ということ…
コロナ過の4年を引いても、
6年もお店をしてきましたので、
それなりに皆さんに知られているはず。
そんなことを思っていたのですが、
先日、地元の方がお越しくださいました。
それまではバーに通われていたそうですが、
なんか違う。そう感じていたようで、
静かに過ごせて、夜を独り占めできるような。
そんなお店を探されていたとのこと。
となれば私たちの出番♪
これは冗談ですが、
静かで、まるで貸し切りのような時間。
それこそがお客様の望んでいらっしゃったものだったようです。
賑やか過ぎて会話が成立しないということはありませんし、
歌もご自身のペースで歌っていただけますしね。
周囲のお客様とお話をしないといけないこともなくて、
貸し切り状態のそんな時間をお楽しみいただけたようでした。
めぐり合わせということもあるんでしょうね。
若い頃でしたら、若いころなりの楽しさがあって、
刺激ということもそうだと思いますが、
それを求めて夜の街に出かけられるのでしょうが、
大人と言えば変なんですけれど、
人として充実してくると、若い頃に感じた刺激は物足りないというのか、
うるさく感じてしまうのかも…
以前同業者の方に言われたのは、
「お客はどんどん入れ替わって行かなくてはいけない」ということで、
それは、お客様も感じていらっしゃるようで、
「前は楽しかったんだけどね。」って…
楽しくなかったのではないと思います。
居場所だったはずの場所の居心地が悪く感じられるようになったのは、
年齢を重ねたこともあるのかも知れません。
note 世の中の多くのものが、自分に向かって語りかけていない
こちらでも書かせていただきましたが、
テレビのコマーシャルでもお店でも。
現役世代を中心にされていますものね。
そんなことを気にしてみてみると、
リタイアが近づくと、
世の中が自分に向かって話しかけてくれることが少なくなってきます。
夜の街でもそうですよね。
若者が街に多く出ているのはその証拠。
それに合わせて街が変化していくのは仕方のないことなのかも。
そのお客様もそうした年齢になって、
気づかれたそうですが、シニアばかりのお店にはまだ早いし、
行きたくないし…
そんな中、見つけたのがバーだったそうですが、
それでもしばらく通ってみると、ここじゃない…
コロナを機に「生活習慣の変化」などと言われていますが、
私はそんなことはないと思うんですね。
スナック。
賑やかさの中で過ごすことが、時代に合わなくなってきたように感じています。
こうした時代だからこそ、逆に必要とされる方は多いと思うのです。
必要とされて、必要とされる価値が提供されるかどうかはお店によって異なるとは思いますが、
価値をお感じいただいて、長くお付き合いいただけるお店。
商売として言っているのではなく、
寄り添い寄り添われ。とでもいうのでしょうか。
そうした関係がいつまでも続くお店。というか、人ですよね。
人は変わります。
だから居場所も変わります。
その変わった先で、「やっと見つけた。」
そう思っていただける場所でありたいと思っています。
鹿児島県霧島市国分で、静かに過ごせる夜を探していらっしゃる方へ。
「ちづる」は、そんな時間を大切にしている小さなスナックです。🥂
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