[青木村] 憧れの木造宿、ますや旅館で卓球を!後編 田沢温泉 / ますや旅館

映画『卓球温泉』は1998年に公開されましたが、
当時、テレビのCMを見て、行ってみたいと思っていた旅館。
いつ行ったのかは忘れてしまいましたが、
20年以上前のことだったと思います。
宿泊された方のブログを読むと、
かなり整備されたようですが、私たちが行った頃はまだ整備も進んでいなくて、
設備も古くて、泊まるのが不安になるような宿でした。
それを楽しみたかったので、
そんな雰囲気が残っていた頃に行くことができたのは懐かしい思い出。
今でもママと卓球温泉の映画を観ることがありますが、
それも楽しくて、ああだったね。こうだったね。と昔話で盛り上がっています。😊
あの頃は私たちの中の旅行ブームで、
鹿児島もそうでしたが、色々なところに出かけていました。
今はそんな余裕はありませんが、
ちょいカラサロンのお客様から伺う「行ける時に行っておかないとダメよ」という言葉を聞いて、
言っておいて良かったとつくづく思います。
あの旅館で過ごした時間を思い出すたびに、
私が懐かしくなるのは建物でも温泉でもなく、「誰と、どんな時間を過ごしたか」なのだと思います。
だから思い出すのも、豪華な料理や立派な部屋ではなく、
その時に交わした会話や、一緒に笑った時間ばかり。
余裕ということで行けないということもありますが、
私たちの今のブームというか、”つぶれたおにぎり”の世界がいちばん心が喜んでくれるようで、
原点に戻っているとでもいうのでしょうか。

ママが作ってくれる小さなお弁当は、
うんと幼かった頃、祖母が公園で食べさせてくれたお弁当の思い出と重なって、
それが楽しくて、幸せで…
なので、思うんですよね。
世の中はどんどん豊かになってきましたが、
それを手にして、私たちはどうなったんだろう。って…
ココロは豊かになりましたか。と自分自身に聞いてみると、
私の場合、答えは違うんですね。
ノスタルジーを感じたいのではありません。
心が喜ぶポイントはあの頃のあの時間なんですね。
時代が豊かになって、
それに合わせた生活スタイルになってしまってますが、
私たちが欲しいのはあの頃のあの時間。
そこに瞬間的に戻れるのが、
ママが作ってくれるお弁当で、スーパーやコンビニなどで買ったものでは得ることができない心の満足感があるんですね。
見映えがするとか、しないとか。
そんなことより、大切に思ってくれていることを感じられるもの。
なので、支えてもらっているという気持ちが自分自身の中に残っていることを確認できることも私にとって大切な事なんだろうなぁ。と思うのです。
ちづるが行っている”大人の遠足”もそうした体験をしていただけるように
スタートしたものですが、ツアーではなくてね。
手作り感と温かさと、最小単位。
これを大切に続けていますが、
少しでもそんな時間をお感じいただけると嬉しいです。
私が行きたかった『卓球温泉』と同じように、
日常の。
しかも飾り気のない素朴なもの。
できれば家族だからこそ許されるようなもの。
そんな体験をしていただけると、
私のようにずっとずっと心の中に良い思い出として残るかも。
そんなことを思うんですね。
あの時の旅行が、贅沢なものだったとしたら、
今、私は思い出すことができたのかな。
なんて、
またママと卓球温泉を観て、昔話をしながらランチをしたいと思う私でした。
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