”見えない。気付かない。感じない。”は、変わらず大切にしているもので、
良い評価を受けたいというものではなく、私たちの心構えのようなもの。
社交飲食業にある私たち。
一般飲食店とは違って、お料理をお出しすることがメインではありませんが、
気持ち良くお過ごしいただくための空間づくりはこうしたところから始めています。
「どうせ暗いんだし、誰も観てないよ」と笑われたことがありますが、
確かにそうなのかもしれません。
でも、
そうした気持ちのままするお仕事では、気持ちの緩みが出てしまいそうで、
そんなことではプロとは言えないのかも知れませんが、
見えない。感じない。ところほど、やっておきたいと思うのです。
9年前にご紹介をさせていただいてお店は今でも繁盛されていて、
コロナ禍でもそうでしたが、基本姿勢は変わらなくて、
それでいて、時代に合わせて進化を続けていて、お勉強をさせていただいています。
私が楽しみにしているのはお料理はもちろんですが、
季節のしつらえ。
それが控えめでさり気なくて上品さを感じるんですね。
お客さんのほとんどは全く気にかける様子はありませんが、
それでもお客様をお迎えする。
少しでも快適にお過ごしいただこうとする店主の気持ちの表れを感じられるのは嬉しくて、
お料理が出てくるまでの時間も楽しいんですね。
大手でしたらね。
そうしたことは当たり前のようにされていますが、
個人店の場合、どうしてもそこまでされるお店は少なくて、
お料理の味、見た目に力が入ってしまうようですが、
玄関の打ち水といつも清潔で真っ白な暖簾は店主の覚悟のようなものさえ感じるほど。
見映えを狙ったものではなく、
店主の心構えとしてのその空気は凛としていて清々しささえ感じるんですね。
期待感も高まりますし、実際のお料理も美味しくて、
心もお腹も大満足!
あれから8年。
今も私たちは、「見えない。気付かない。感じない。」を大切にしながら、
そんなお店づくりを続けて行きたいと思います。
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