国分周辺にはホテルが増えてきました。
その中でも、繁華街に近い場所にあるのがアーバンホテルです。
朝食は手作りで美味しいと評判で、
私も「旅行気分を味わいたいな」と思った時に何度か利用したことがあります。
気さくなスタッフの皆さんの対応も心地よく、
「今度はここに泊まってみたいな。」
そんな気持ちになる、家庭的なホテルです。
お仕事が終わってホテルの部屋でゆっくり過ごす夜も、もちろん悪くありませんが、
せっかく霧島へお越しくださったのですから、夜の街も少しだけ歩いてみてほしいのです。
私は食べ物の好き嫌いが多いので、
旅先ではチェーン店など安心できるお店を選ぶことが多いのですが、
それでもやっぱり、人との触れ合いが恋しくなることがあります。
旅行や出張の夜は、
ママと二人でスナックへ出かけることもよくありました。
仕事で疲れている時は、
賑やかなお店よりも、ゆっくり話ができる場所が欲しくなるものです。
だからといって、バーのような少し背筋を伸ばす雰囲気ではなく、
私たちが探していたのは、気軽に立ち寄れるスナックでした。
難しい話をするわけではありません。
「今日はこんな一日だった。」
そんな何気ない話をしながら、少し気持ちをほどいて帰れる場所。
私たちは、そんな場所を探していたのだと思います。
旅先や出張先では、いろいろなお店にも行きました。
ホテルやタクシーで紹介していただくお店は、地元でも人気のお店が多く、
それはそれで楽しい時間でした。
でも、人気店だからこそ賑やかで、
疲れている時には少し気後れしてしまうこともありました。
紹介してくださる方にとっては、
「安くて楽しいお店」
なのだと思います。
でも、
その日の私たちが求めていたのは、静かな時間でした。
一人でホテルの部屋へ戻るのではなく、
「今日はいろいろあったな。」
そんな一日を誰かに話してから眠りたい。
そんな気持ちで、会話のできるお店を探して歩いていたことを思い出します。
そんなに何度も来ることがない土地。
私たちのことを全く知らない人。
そうしたことが自然に自分自身の鎧を下ろすのでしょうね。
なので、仕事が終わった後のスナックは、
一日をリセットするのにちょうど良い時間だったように思います。
大切な商談の前日にお越しくださるお客様とは、
「明日の成功を祈って乾杯!」
なんて、そんな場面もたくさんありました。
たった一夜のことですが、
翌日、
「商談成功。」
そんなLINEが届くこともあって、
そのたびに、この仕事をしていてよかったと思うのです。
また、霧島に滞在中、
毎晩お越しくださる方もいらっしゃって、
仕事先へお弁当を届けさせていただいたこともありました。
お客様から、
「今度〇〇においでよ。案内してあげるから。」
そんな言葉をいただけるたびに、
この仕事を続けていて良かったと思うのです。
お客様が出張へ行かれる時には、
「今度はそちらでお会いしましょう。」
「じゃあ、ちづるは霧島支店ということで。」
そんな冗談を言い合うこともあります。
テレビカメラのお仕事をされているお客様からは、
「今日のニュースで、私が撮った映像が流れるから見てね。」
そんなご連絡をいただくこともあります。
商談のご報告をいただいたり、
旅先の写真を送ってくださったり、お互いの名産品を送り合ったり。
仕事も住む場所も違いますが、
お互いの近況を伝え合える関係が今も続いています。
縁というのは、本当に不思議で素敵なものです。
一期一会で終わるご縁もありますが、
何年経っても続いているご縁も少なくありません。
そうしたご縁を育んでくれているのが、私たちにとっての「ちづる時間」です。
ホームページには、2016年から続くタイムラインがあります。
初めてお越しくださる前に、
お店の雰囲気はもちろん、私たちの日常やお客様との何気ない出来事を少し感じていただけたら嬉しいです。
旅先や出張先で夜のお店を探す時の不安が、ほんの少しでも安心に変わる。
そして、霧島で過ごした夜が、いつまでも心の中に残る思い出になれば。
そんなホームページを、これからも少しずつ育てていきたいと思っています。
ちづるもまた、いつでも帰って来られる場所でありたいと思っています。😊
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