来てくださることの有り難さを、以前より強く感じるようになりました

最近、以前より強く感じるようになったことがあります。

それは、「来てくださることは当たり前ではない」ということです。

コロナ騒動が始まる前、私は日中によく花を探しに出掛けたり、写真を撮りに行ったりしていました。

季節の花を眺めたり、自然の風景を撮ったり。

今思えば、あの頃は心にも少し余裕があったのだと思います。

ですが、コロナ禍ではそんな気持ちの余裕はなくなってしまいました。

お店を開けても街に人がいない。

いつまでこの状況が続くのかも分からない。

営業を続けるべきなのか、休業すべきなのか。

先の見えない毎日でした。

時には気分転換に外へ出掛けることもありましたが、それまでのように純粋に景色を楽しむ気持ちにはなれなかったように思います。

休業に関する協力金もいただきました。

ですが、その頃ママは、協力金の対象にならないタクシー運転手さんや代行運転手さんへ、お弁当を作って配っていました。

「苦しい時はお互いさま」

そんな思いからだったのだと思います。

コロナが終われば、また以前のように街に人が戻る。

きっと元に戻る。

あの頃は、そう思っていました。

ですが実際には、以前とは街の空気も大きく変わりました。

今も以前とは違う難しさを感じることはあります。

ですが、その一方で、コロナ禍を経験したからこそ強く感じるようになったこともあります。

それが、来店してくださることの有り難さです。

以前は、どこかで「来ていただけること」を当たり前のように感じていた部分もあったのかもしれません。

ですが、人が来ない日々を経験したことで、

「今日来てくださった」

「また来ますねと言っていただけた」

「今日は楽しかったと言っていただけた」

そんな一つひとつのことが、本当に有り難く感じられるようになりました。

静かな夜もあります。

ですが、今のちづるには、以前よりも穏やかな空気が流れているように感じています。

一人ひとりのお客様と、ゆっくり向き合うこと。

落ち着いてお話を伺うこと。

来てくださる時間を大切にすること。

慌ただしさに追われず、その日の時間を丁寧に積み重ねていくこと。

コロナ禍の苦しさがあったからこそ、そうしたことを以前より大切に感じられるようになったのかもしれません。

苦しかった経験が、今のちづるを作ってくれた。

そう思うと、あの時間も無駄ではなかったのかなと思うのです。

派手なお店ではありません。

ですが、来てくださる方との時間を大切にしながら、安心して過ごしていただける場所でありたいと思っています。

以前より人の有り難さを強く感じるようになった今だからこそ、一つひとつの出会いを大切にしながら、今日も霧島市国分で営業しています。😊

ちづるはこんなお店です。

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